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《 レッスン7 》 逆手に取る戦術 筋、壁、ワンチャンス、ノーチャンス、裏筋、ソバテン、またぎ筋、間4ケン、 ポンカス この講座では一般的な振込み回避術を利用した攻めを紹介します。 麻雀の基本的な手作りは、あくまで孤立リャンメンが一番ツモりやすいので、全体の7割〜割りは基本に忠実でOKです。 出和了り期待の手作りは、現在の攻め中心が主流の麻雀では、相手が怖がって降りてくれれば問題ないことですが 打撃戦では、なかなか微妙です。偶然出ることはあっても必然ではないのです。 この偶然を、少しだけでも必然に変えて振り込んでもらうことの出来るのが、基本を逆手に取る戦術です。 序盤捨て牌組み 序盤で捨てた牌の外側は、一つ前の講座では安全と書きました。 しかし、ドラが絡んでいる場合や、好牌先打で打たれている牌は、逆に用心しなければならない牌にもなります。 また、好牌先打の利点は、手は遅れても出和了り期待が出来るという部分です。 全体がのんびりムードなら、かなり有効ということになります。ということは自分が仕掛ける側なら… 例えば、ドラが の場合は、たとえ と持っていても、早めの 捨ては十分に考えられます。 最初から暗刻になる確率が低いのだから「2筒」を引っ張る意味がないわけです。 また、これにより の機能が低下して相手から打ち出されることにもつながります。 「比較的安全」を逆手に取る打ち方は、自分の手を遅らせる部分が欠点ではありますが、 南場で点数さがついてしまった場合などの、出和了り期待にする必要性に迫られた場合に、 局の序盤を逆手に考えさせる打ち方も織り交ぜると良いでしょう。 筋(すじ/スジ) ( 1−4−7/イッスッチー、2−5−8/ニャンウッパー、3−6−9/サブロッキュー ) スジを逆手に取る考え方は、ペンチャン、カンチャン、単騎待ちなどの 自分の捨て牌を逆手にとった待ちになりますが、結局、手狭で出和了り期待な形も多いため 中心に置く戦術ではありません。 自分の牌を意識して捨てられるようになってはじめて、技術的な引っ掛け待ちが出来るようになります。 先の講座で触れましたが… でリーチをして、 という形で待てるような形の場合、これは強力です。 壁(かべ) 先に述べておきますが、「壁」と「壁牌」は違います。壁牌は麻雀開始時に並べられた山牌のことを「壁牌」といい ここで紹介するのは、下記に紹介する「ワンチャンス」、「ノーチャンス」で読みに使用される牌のことを「壁」と呼びます。 分かりやすいとは思いますが、 例えば、 3枚が見える状態で、 で待つというのがオーソドックスな待ち方です。 G筒が3枚切られてしまうと、どうしてもH筒の使い道が限定されます。 そこを狙うわけです。 しかし、Hが1枚も切れていないと警戒されますし、2枚切れているとツモの確率も低い… 相手が攻めてくれれば出てくる牌なので、この点は、全体を見ながら決めるべきですね。 和了りの効率から考えれば、あまり高くないと言えます。 相手のレベルが低い場合は、かなり有効な待ちと言えるでしょう。 ワンチャンス(わんちゃんす) 捨て牌に困った時、3枚切れている牌(壁)の外側の牌は比較的当たりにくいという発想(理論)は壁です。 ワンチャンスも捉え方は同じだけど、意味合いが違うような感じですね。 場に3枚切られている牌と言うのは、リャンメン構成での待ちを考えた場合、最後の一枚を利用されていない限り、 そのメンツでの待ちがないという観点から導き出された読みなのです。
ということは、同牌3枚手札に持っている牌のワンチャンス牌は、相手から出やすいと言えます。 それはなぜかと言えば、相手がリャンメンでのメンツ構成が出来にくいことに起因します。 例えば を3枚以上持っている状態での、ペン 待ちや、ペン 待ちは場に出やすいということです。 という感じで を待つ場合、ワンチャンスを逆に考えれば、出やすいということになります。 また… 麻雀の面白い現象として、 が3枚以上出てしまえば の機能が低下し、 の牌と能力が ほぼ等しい形になってしまいます。 なので、こういう状態を考えると、 や でロン牌を待てる場合の威力 というのは、かなり強力ということになります。 、、、、、 、、、、、 これは筒子や索子にも言えますが、待ち牌の量、ツモりやすさ、出和了りしやすさから言ってかなり優秀です。 暗刻の周囲は十分気を配って手を進めていきましょう。 ノーチャンス(のーちゃんす) ノーチャンスを逆手に取れる和了りは、ひとつしかありません。 国士無双だけです。 − 以上 − 裏筋(うらすじ/ウラスジ) 「この待ちの可能性がある」という読みなので、逆手に取った戦術は存在しません。 そばテン(ソバ、傍、ソバテンパイ) 「この待ちの可能性がある」という読みなので、逆手に取った戦術は存在しません。 またぎ筋(またぎすじ) 「この待ちの可能性がある」という読みなので、逆手に取った戦術は存在しません。 間4軒(あいだよんけん/アイダ4ケン/間4ケン) 「この待ちの可能性がある」という読みなので、逆手に取った戦術は存在しません。 ポンカス(ぽんかす) ポンカスを逆手に取れる和了りは、ひとつしかありません。 国士無双だけです。 − 以上 − |
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